格安スマホ(格安SIM)は、月額料金が安くなる半面、自分でSIMの挿入や設定をする必要があったり、MNPをする際には、2~3日携帯電話が使えなくなってしまう期間が出来てしまったり、サポートが電話対応のみだったりと、あまり慣れていない人には、敬遠されがちな存在でした。
しかし、最近では、店頭で契約出来る格安SIMも増え、サポート体制も整ってきているサービスが増えています。今回はそれらのサービスを紹介したいと思います。
イオンスマホ
http://www.aeonretail.jp/campaign/newcom/
まさに、慣れていない人向けに展開しているサービスです。
サービス開始当初は、本当に少しスマホを使いたいくらいの、年齢層の高い人向けにサービスを展開していたので、スマホの性能もあまり良くないもので、なるべく安く提供していました。
最近では、スマートフォンの種類も色々と選べるようになってきています。基本は格安SIMは「BIGLOBE LTE」が使われており、それぞれ音声通話対応で、1GBプランは1,458円、5GBプランは1,782円と、結構お手ごろな価格で提供されています。
上記の基本月額料金に加えて、スマートフォンの端末代金が24回払い(または一括払い)で追加されるようになっています。安いもので、スマートフォンと合わせて月額料金2,138円から用意されています。他にもVAIO Phoneを扱っており、b-mobileの使い放題プランを使うことも可能です。
さらにイオンスマホでは、Wi-Fiスポットが無料で使えたり、最低利用期間がなかったり、親子セットでお買い得に購入出来たりと、店頭でのサポートの対応など、慣れていない方には安心のサービスとなっています。
BIC SIM
http://www.aeonretail.jp/campaign/newcom/
家電量販店のビックカメラで提供している格安SIMです。
SIMは「IIJmio」のものが使われており、基本はデータ通信専用で、3GBで月額900円、5GBで1,520円、10GBで2,560円となっています。音声通話対応のものは、3GBで月額1,600円、5GBで2,220円、10GBで3,260円~となっています。
さらに「IIJmio」のサービスにはない「BIC SIM」の特典として、マクドナルド、空港、駅、成田エクスプレス、リムジンバス車内、丸ビル、横浜エリア等の公衆無線LANスポット等で、Wi-Fiに繋げることが出来る「Wi2」を無料で利用出来ます。
また、MNPの即日受け取りに対応しているのは「BIC SIMカウンター」が設置されている店舗のみになります。それ以外は、店頭での手続き後、後日SIMが発送されるという流れになります。あと、設定や料金プランのサポートはオプションとなっており、料金が発生します。
そういう意味では、お金を払えば安心は買えますが、慣れている方が、MNPを即日対応で行いたい場合に向いているかもしれません。スマートフォンのセット購入に関しては、店頭で販売されているSIMフリーのスマホを選んで一緒に購入することになります。他の家電量販店でも、ほとんど同じになります。
・BIC SIMカウンター設置店舗
https://www.iijmio.jp/bicsim/counter.html
Y!mobile
http://www.ymobile.jp/shop/index.html
Y!mobileはソフトバンクが提供しているサービスです。
厳密にはMVNOではないのですが、料金が安くなるので紹介格安SIM扱いで紹介したいと思います。Y!mobileの特長は、10分間の通話であれば、月に300回までは無料になるという、通話料の無料サービスが付いていることです。
他の格安SIMにはないサービスとなっています。さらに、スマートフォンの端末が実質0円になるのも、格安SIMではY!mobileだけだと思います。docomoやau、SoftBankと同じように、全国にショップもあるので、安心してサポートも受けられます。SIMの設定や電話帳の移行等もやってくれます。
月額料金は、無料通話サービスが付いている分、他の格安SIMよりは割高で、1GBで月に2,980円(3年目からは3,980円)、3GBで月に3,980円(3年目からは4,980円)、1GBで月に5,980円(3年目からは6,980円)となっています。さらに月額1,000円のオプションを追加することで、完全な誰とでも通話し放題にもなります。
このように最近では色々なところで格安SIMを契約出来るようになってきています。もし、自分で設定などをするのに不安を感じる場合には、このようなサービスを利用すると良いかもしれません。