先日、「従来の携帯電話(ガラケー)はなくなる」と報道されました。
その理由というのが、「従来の携帯電話のOSに対応した部品の供給がなくなる為、需要があっても生産が出来なくなる」というものでした。ただ、従来の携帯電話の需要は結構多いようで、ただ電話やメールが使えれば良いという人はたくさんいます。
私としても、スマートフォンにすることで、月額料金が倍以上になってしまうなら、ガラケーのままでも良いという考えでした。実際には、格安SIMにすることで、月額料金はほとんど変わらずスマホに出来たので、変えましたが。。。 また、docomoの社長が、「従来の携帯電話は需要があるし、要望が多いのでなくさない」と言っていましたが、実際はどうなのでしょうか。昨日おこなわれた、NTTドコモの夏モデル発表会で、答えが出ました!
docomoの夏モデルでは、スマートフォンが8機種、タブレットが2機種、従来の携帯電話(ガラケー)が2機種発表されたのですが、携帯電話のOSは、既に今まで使っていたものとは異なるAndroid OSが使われていました。
・docomo 2015 夏モデル(公式サイト)
https://www.nttdocomo.co.jp/2015_summer_feature/index.html
Android OSはスマートフォンで使われているOSで、auからも「ガラホ」として登場しています。
スマホと同じOSの為、LINEも最初から使えるようになっているようです!これは良いですね。
ただ、Google Playには非対応のようで、新しく自分で好きなアプリをインストールすることは出来ないようです。そして一番気になったところが、料金プランはどうなるのかといったところになります。Android OSになったことで、スマートフォンと同じようなパケットの料金体系になってしまっては、意味がありません。。。
発表された内容によると、この携帯電話では、iモードではなく、スマホで使われているspモードが利用されることになりますが、「料金体系は従来のプランになる」とのことでした。このことにより、従来の携帯電話が新しく生まれ変わり、ガラケーはなくならないことが証明されました。
ガラホとは、ガラケーとスマートフォンを足したものとして表現されていますが、docomoの携帯電話の場合には、本当にOSが変わっただけで、スマホのようには使えない為、「ガラホ」と呼ぶにはふさわしくなさそうですね。
auのガラホは料金体系がスマホと同じ
auでは、なぜ「ガラホ」と呼ばれているのかというと、auで発売されている、従来の携帯電話の形をしたAndroid OSの端末では、アプリのインストールが出来たり(PC経由)、テザリングが出来たり、スマホのような使い方が出来るからです。その為か、auでは料金体系が「4G LTEケータイ」として、スマートフォンと同じ料金体系になってしまいます。
その為auでは、「スタート割」として、毎月1,000円を最大4年間割引するサービスを提供していますが、それでも月額6,000円くらい~、になってしまい、あまり意味がありません。
このようにdocomoでも同じような料金体系になってしまうのかと思っていたのですが、無事に従来の携帯電話と同じようなプランが利用出来るということで、安心しました。需要がある限りは、当分は従来の携帯電話(ガラケー)はなくならそうですね。格安SIMとの2台持ちとして使う為にもなくなってしまっては困ります(^^)